Claude Code Media
連載 19/20この記事は「ツール比較」シリーズの第 19 回 / 全 20シリーズ全体を見る →
159,915中級

Claude Code vs Devin 徹底比較【2026年6月】どちらを選ぶか

claude code vs devin を 2026 年 6 月版で徹底比較。料金・速度・精度ほか 8 軸で評価し、個人 OSS 開発者・中小企業 DX 担当・Enterprise 別に最適解を提示。ターミナル協働型の Claude Code と完全自律クラウド型の Devin、ACU 課金の実態まで解説します。

By Claude Code Media 編集部Reviewed by Claude Code Media 編集部

Claude Code と Devin は設計思想が大きく異なります。前者は「ターミナルで人と協働する AI エージェント」、後者は「クラウドで完全自律に動く AI ソフトウェアエンジニア」です。株式会社AIKNOW が運営する claude-code-media(claude-code-lab)で、Claude Code(Anthropic)と Devin(Cognition、旧 Cognition Labs)を 8 評価軸で徹底比較します。

本稿は 2026 年 6 月時点 の公式情報・公開ベンチマーク・第三者レビューをもとに、個人 OSS 開発者・中小企業 DX 担当・Enterprise の 3 ペルソナ別に最適解を提示するガイドです。為替は 1 USD = ¥155 で換算しています(円換算は月次で見直します)。

重要な前提(2026 年 6 月時点): Devin は 2025 年 4 月の「Devin 2.0」で開始価格を $500/月 から $20/月 へ大幅に引き下げ、個人開発者にも手が届く体系へ刷新されましたDevin 2.0 レビュー / 2026-06。価格・機能は移行・改定が続いているため、契約前に必ず公式でご確認ください。

出典: 価格・機能は公式ページから取得(claude.com/pricingClaude 料金 / 2026-06-19devin.ai/pricingDevin 料金 / 2026-06-19)。ベンチマーク・実機比較は第三者レビューを併用していますmorphllm 比較 / 2026-06

1. 結論先出し — 用途別の選び方

「どちらが優れているか」ではなく「何をやりたいか」で答えが変わります。最初に結論だけ提示します。

あなたの主な作業推奨月額目安
開発者が監督しながら複数ファイルを編集Claude Code Pro$20(約 ¥3,100)
定型タスクをクラウドで丸ごと自律処理Devin Core/Pro$20+ACU(約 ¥3,100〜)
業務システム(Slack / Notion / Postgres)と直結Claude Code Pro$20(約 ¥3,100)
バックログのバグ修正を並列で一括消化Devin Teams$80+$40/席
1M トークンの巨大リポジトリを一括把握Claude Code Max$100(約 ¥15,500)
Enterprise の全社展開(統制 + 並列自律)両方併用 or 要問合せ要問合せ

「迷ったらどっち?」という問いには、コストを固定したい・品質と監督を重視するなら Claude Code Pro $20寝ている間に定型作業を片付けたい・委譲を重視するなら Devin を推奨します。両者は競合というより補完関係に近く、「Devin がバックログを消化し、開発者は Claude Code で難所に集中する」という併用が増えていますmorphllm 比較 / 2026-06

2. 主要評価軸 8 項目の比較表

結論: 公開ベンチの精度・予測可能なコスト・業務連携は Claude Code 優位、完全自律の委譲・クラウド並列実行・非同期処理は Devin 優位。「料金 / 速度 / 精度 / 学習曲線 / エコシステム / 多言語対応 / オフライン / セキュリティ」の 8 軸で並べました。

2026 年 6 月時点。公式情報および第三者ベンチマークを基に作成(為替 1 USD=¥155)
比較項目
Claude Code協働・品質重視
Anthropic
Devin自律・委譲重視
Cognition
料金$20〜$200 / 月(定額)$20+ACU 従量 / 月
特徴
  • ターミナル常駐の協働型エージェント
  • 1M トークン Context(ベータ)
  • MCP 公式対応 + Skills + Hooks + Subagents
  • ターミナル + VS Code + JetBrains + Web
  • クラウドで完全自律に動く AI エンジニア
  • Slack の一言から PR を自動作成
  • サンドボックス(シェル + エディタ + ブラウザ)
  • 複数 Devin を並列実行・非同期処理
◎ メリット
  • + 公開 SWE-bench で高スコア(80% 前後の報告)
  • + Pro $20 の定額で総額が読みやすい
  • + 業務システム連携が公式 SDK で完結
  • + ローカル実行で監督・介入がしやすい
  • + well-defined な定型タスクを丸ごと委譲できる
  • + クラウドで『寝ている間に』並列処理
  • + CI/CD 実行・デプロイ・検証まで一気通貫
  • + Cognition の $1B 調達で資金体制は厚い
△ デメリット
  • 完全放任の非同期自律は設計思想外(協働前提)
  • ターミナル習熟が前提で初学者には敷居
  • オープンソース版なし(クローズドソース)
  • ACU 従量でタスク量により総額が変動
  • 曖昧・創造的・設計判断のタスクは苦手
  • 最新 SWE-bench 値の公式再公表がない
Claude Code を試すDevin を試す

8 軸詳細評価

評価軸Claude CodeDevin
料金(個人)$20 / 月(Pro、年契 $17・定額)$20 / 月(Core)+ACU 従量
速度○(対話的・即応/監督前提)◎(クラウド並列・非同期で量を捌く)
精度◎(公開 SWE-bench で 80% 前後の報告)○(定型は高品質/最新ベンチ非公表)
学習曲線△(ターミナル / Skills / Hooks の習得)○(Slack で委譲は簡単/結果は要レビュー)
エコシステム◎(MCP 公式 + Skills + Hooks + Subagents)○(Slack / GitHub / CI/CD / IDE 拡張 / API)
多言語対応◎(主要言語+日本語指示の品質が高い)○(主要言語に対応/英語前提の運用が中心)
オフライン△(ローカル実行だが生成はクラウド LLM)✕(完全クラウド・ローカル実行なし)
セキュリティ◎(Hooks で事前検査 / Bedrock・Vertex 経由可)○(Enterprise で SSO / VPC 配置)

精度・速度の数値は各社公式発表および第三者レビューの引用です。たとえば複数の比較記事が、SWE-bench Verified で Claude Code 系を 80% 前後(リモート構成で 87% 台の報告も)と紹介する一方、Devin は 2024 年 3 月のローンチ時に SWE-bench Verified 13.86% を公表後、最新値を公式に再公表していないと指摘していますpaperclipped 比較 / 2026-06。ただし Devin 2.0 は「1 ACU あたりの完了タスクが旧版比 83% 増」と報告されておりDevin 2.0 レビュー / 2026-06、ローンチ時の数値が現在の実力を表すわけではありません。ベンチは名称(Verified 等)・対象モデル・計測時点で変わるため、本稿の数値は参考であり、最新・正確な値は各公式ベンチマークページでご確認ください。

3. 評価レーダー — 視覚化

「価格 / 機能 / サポート / UX / 統合性」の 5 軸で総合的な強みを可視化します。Claude Code は「機能 / 統合性」で高得点、Devin は「自律の手離れ(UX)」で高得点という、評価軸の取り合いになりにくい関係です。

価格機能サポートUI/UX連携
Claude Code
価格機能サポートUI/UX連携
Devin

Claude Code は定額の予測可能性と MCP / Hooks による拡張性で価格・機能・統合性に強みがあります。一方 Devin は「依頼したら結果が返ってくる」手離れの良さで UX スコアを押し上げています(ただし ACU 従量のため価格スコアはタスク量に左右されます)。

4. 料金体系の実態(USD / JPY 換算)

結論: 入口の月額は同じ $20 でも、Claude Code は定額Devin は定額+ACU 従量で、総額の読みやすさが根本的に違います。

Claude Code 側

公式ページClaude 料金 / 2026-06-19に記載のプランを抜粋します(Pro 以上で Claude Code が利用可)。

プラン月額 (USD)円換算Claude Code想定ユーザー
Free$0¥0チャット試用のみ
Pro(月額)$20¥3,100個人開発者
Pro(年契)$17¥2,635個人開発者
Max(5x)$100¥15,500プロ・副業
Max(20x)$200¥31,000自律エージェント運用
Team Standard$25 / 席(年契 $20)¥3,875〜中小チーム
Team Premium$125 / 席(年契 $100)¥19,375〜ハイユーザーチーム
Enterprise$20 / 席 + 利用料¥3,100〜大企業

定額のため月初に予算が確定するのが特徴です。ヘビーに回す場合は API 従量課金を併用する選択肢もあります。

Devin 側

公式 pricing ページDevin 料金 / 2026-06-19から抜粋します。Devin は「プランの月額」に加えて、実際の作業量に応じた ACU(Agent Compute Units)従量課金が乗るのが最大の特徴です。

プラン月額 (USD)円換算主な内容想定ユーザー
Free$0¥0軽量クォータでエージェントを試用試用・学習
Core / Pro$20¥3,100クォータ増・主要フロンティアモデル利用個人開発者
Max$200¥31,000大幅に高いクォータヘビーユーザー
Teams$80 + $40/席¥12,400+¥6,200/席集中管理・管理者ダッシュボード中小チーム
Enterprise要問合せSAML/OIDC SSO / VPC 配置 / 専任サポート大企業

ACU 課金の注記: 第三者レビューは、Devin の実コストが 1 ACU あたり $2.0〜2.25(約 15 分の作業量) の従量で積み上がり、アクティブ作業 1 時間あたり概ね $8〜9 になると整理していますcostbench Devin 料金 / 2026-06。Teams プランを「$500/月 で 250 ACU 同梱($2.00/ACU)」とする記載もありlowcode 比較 / 2026-06、公式の表示プランと第三者整理で粒度が異なります。タスク量によって総額が変動するため、月次の上限予算を決めて運用するのが安全です。最新・正確な値は必ず公式でご確認ください。

→ 詳細: Claude Code の料金体系

5. 設計思想の違い — 協働型 vs 完全自律型

両者の最大の違いは**「人がどれだけ関与するか」**です。

Claude Code(ターミナル型・協働エージェント)

  • ターミナルで claude "テストを書いて直して" のように依頼し、開発者が監督しながら複数ファイルを横断編集(公式ドキュメントClaude Code Overview / 2026-06
  • MCP 経由で Slack / Notion / Postgres / Jira / Google Drive に直接アクセス
  • Skills(手順書)と Hooks(PreToolUse / PostToolUse)で品質ゲートを構築
  • Subagents / ルーチン(cron 相当)で並列・スケジュール実行
  • ローカル実行が基本で、差分を都度確認しながら介入・軌道修正がしやすい

→ 基礎は Claude Code とはClaude Code 使い方ガイド を参照。

Devin(クラウド型・完全自律エンジニア)

  • 高レベルの要件を渡すと、計画 → 実装 → テスト → デバッグ → PR 作成までをクラウドのサンドボックスで自律完結(シェル + コードエディタ + ブラウザを内蔵)digitalapplied Devin ガイド / 2026-06
  • Slack の一言から起動でき、GitHub への commit、CI/CD 実行、クラウドへのデプロイ、検証まで行う
  • 複数の Devin を並列に走らせ、非同期で「寝ている間に」バックログを消化できる
  • 一方で、曖昧な要件・創造的な問題解決・複雑なアーキテクチャ判断は人間のエンジニアが必要と各レビューが指摘idlen Devin レビュー / 2026-06

「人が手綱を握って高品質に仕上げる」のは Claude Code、「定型を丸ごと任せて手を離す」のは Devin が得意です。

6. ベンダー体制 — Cognition の $1B 調達と Windsurf 統合

技術選定で見落とせないのがベンダー体制です。Devin を開発する Cognition は、2025 年に大型資金調達(報道では $1B 規模)を実施しfindskill 比較 / 2026-06、同年 7 月には AI IDE の Windsurf を買収して「Devin Desktop」への統合を進めています。これにより、

  • 自律エージェント(Devin)+ IDE 体験(Windsurf)の縦統合が進む
  • 資金面の体力は厚く、短期のベンダー存続リスクは相対的に低い

一方、Claude Code は Anthropic 単独の継続提供で、モデル(Claude)とエージェントを自社で一貫提供する強みがあります。どちらも体制面の不安は小さく、選定では「資金力」より「自社のワークフローに合うか」を主軸に据えるのが妥当です(提供主体の継続性という客観的事実に基づく整理であり、いずれかを推奨・保証するものではありません)。

7. エコシステム・カスタマイズの比較

結論: Claude Code は MCP / Skills / Hooks / Subagents の 4 拡張ポイントで業務手順を全てコード化できます。Devin は Slack / GitHub / CI/CD / IDE 拡張 / API を起点に「自律実行のトリガー」を業務フローへ埋め込めます。

観点Claude CodeDevin
設定・メモリCLAUDE.md + .claude/agents/ + .claude/skills/Knowledge / Playbook(学習した手順を再利用)
外部連携MCP サーバー(数百種)公式対応Slack / GitHub / Linear / CI/CD / API
チーム共有リポジトリにコミットで全員に同じ業務ロジックチーム管理・共有 Knowledge
起動・実行対話的+ルーチン(cron 相当)で監督実行Slack/API トリガーでクラウド非同期・並列実行
IDE 連携VS Code / JetBrains 拡張で併用IDE 拡張(VS Code 等)でレビュー連携
ライセンスクローズドソースクローズドソース

「業務手順書をリポジトリにコミットして全員に同じ働き方を適用する」のは Claude Code の強みで、中小企業 DX 担当が属人化を排除するうえで効きます。詳しくは Claude Code Skills 完全ガイドClaude Code × MCP 完全ガイド を参照。

8. 多言語対応とオフライン動作

結論: 主要プログラミング言語の対応はどちらも広く、日本語の指示理解は Claude のモデル品質が安定。オフライン運用はどちらも不可ですが、ローカル実行できる Claude Code に対し Devin は完全クラウドという差があります。

  • 多言語(プログラミング): Python / TypeScript / Go / Rust / Java など主要言語は双方が広くカバー。Claude Code はモデル側の理解力で複雑なコンテキストに強い傾向。
  • 多言語(自然言語・日本語): 日本語での指示・コメント生成は Claude のモデル品質が安定しており、非エンジニアの業務自動化指示でも崩れにくい。Devin は英語前提の運用ドキュメントが中心です。
  • オフライン: 両者ともクラウドの大規模モデルに依存するため、ネット遮断環境での完全動作は不可。ただし Claude Code はローカルマシン上で実行でき、機密環境では AWS Bedrock / GCP Vertex 経由でプライベートに配置する構成が取れます。Devin は実行自体がクラウドサンドボックス前提のため、ローカル完結はできません。

9. セキュリティと統制

結論: 機微情報を扱う組織は、Claude Code(Hooks による事前検査 + Bedrock / Vertex 経由配置)か Devin Enterprise(SSO + VPC 配置)を要件で選択します。

セキュリティ要件Claude CodeDevin
SSO(SAML / OIDC)◎ Enterprise◎ Enterprise
監査ログ◎ Enterprise○ Enterprise
データ学習無効化◎ 既定で無効○ Enterprise で制御
プライベートクラウド配置◎ Bedrock / Vertex 経由○ VPC 配置
実行の隔離○ ローカル / サンドボックス◎ クラウドサンドボックスで標準隔離
社内ポリシー強制(書込前チェック)◎ Hooks で実装可△ 権限設定中心

Devin はクラウドサンドボックスでの隔離実行が標準で、開発者の手元環境を汚さない点が強みです。一方 Claude Code は Hooks による書込前チェックを社内ポリシーとしてコード化でき、Bedrock 経由配置と合わせて統制の作り込みに優れます。関連: Claude Code Hooks 完全ガイド

10. 用途別推奨 — 3 ペルソナ別の最適解

結論: 個人 OSS 開発者は Claude Code Pro を主軸に Devin を委譲先として併用、中小企業 DX 担当は Claude Code Pro、Enterprise は併用で役割分担が定石です。

10-1. 個人 OSS 開発者向け — Claude Code Pro $20 を主軸に

  1. コストを固定したい → 定額の Claude Code Pro $20 なら、使い込んでも月額が読める。ACU 従量で月末に請求が膨らむ不安がない
  2. 巨大 OSS リポジトリを一括把握したい → 1M トークン Context を持つ Claude Code が有利
  3. 定型作業を片付けたい時だけ Devin → 大量のテスト追加や依存更新など well-defined なバッチは Devin Free/Core に委譲し、難所は自分で Claude Code

無料枠はどちらにもあるので、まず両方触り、日常は Claude Code、定型バッチは Devin という使い分けが安全です。

10-2. 中小企業 DX 担当向け — Claude Code Pro $20

非エンジニアが業務自動化を全社展開する用途では Claude Code が向いています。

  1. MCP 経由で freee / Notion / Slack / Google Workspace と直接連携。社内 DB に SQL を投げられる
  2. Skills に業務手順書をコミットすれば属人化ゼロで運用継承可能
  3. ルーチン機能で「毎朝 9 時に売上集計 → Slack 投稿」のような定型作業を自動化
  4. 定額で予算管理がしやすい — ACU 従量の Devin は、利用が読めない段階では総額の見積もりが難しい

Devin は「ソフトウェア開発タスクの自律消化」に特化しており、業務システム連携・社内 DX の入口としては Claude Code の設計思想に分があります。→ 参考: Claude Code 使い方 完全ガイド

10-3. Enterprise 技術選定者向け — 併用で役割分担

10 名以上のチームでは、タスクの性質で配分するのが定石です。

  • バックログの定型タスク(バグ修正・移行・ボイラープレート)は Devin に並列で委譲し、エンジニアの可処分時間を空ける
  • 難しい設計判断・品質重視の実装・業務統制Claude Code Enterprise(Hooks 制御・Bedrock 配置)
  • コスト管理は、Devin の ACU 上限予算と Claude Code の席課金を組み合わせ、自律に任せる範囲を明確に線引きする

「Devin がバックログを消化し、開発者は Claude Code で難所に集中する」という併用は、複数の比較記事が 2026 年のベストプラクティスとして挙げていますmorphllm 比較 / 2026-06。合計コストは構成次第ですが、エンジニア工数の削減で投資回収を図るのが基本線です(削減効果は自社環境での実測が前提。本稿の数値は一般化した目安であり効果を保証するものではありません)。

11. 移行・使い分けガイド

結論: 多くの場合「乗り換える」より「タスクの性質で使い分ける」のが現実解です。

Claude Code に Devin を足す条件

  • well-defined なバグ修正・依存更新・コード移行を並列で一括消化したい
  • Slack から非同期で「やっておいて」と委譲し、開発者の手を空けたい
  • レビュー前提で PR を量産し、人間は承認に集中したい

Devin に Claude Code を足す条件

  • 曖昧な要件・設計判断・難所の実装を、人が監督しながら高品質に仕上げたい
  • 業務システム(freee / Slack / Notion / 自社 DB)と MCP で直接統合したい
  • Skills / Hooks で業務手順を Markdown 化し、品質ゲートをコード化したい
  • コストを定額で固定し、月次予算を読みやすくしたい

「自律に任せる仕事」と「人が手綱を握る仕事」を線引きできれば、両者は強力に補完し合います。

12. よくある質問

よくある質問

Q. 結局どちらを選べばいいですか?

タスクの性質で決めます。監督しながら品質重視で進めたい・コストを定額で固定したいなら Claude Code Pro $20well-defined な定型タスクをクラウドで丸ごと自律処理したいなら Devin(Core $20+ACU)。どちらも無料枠があるので、まず両方試し、日常は Claude Code・定型バッチは Devin という併用も有力です。

Q. Devin の方が高くつくのですか?

入口の月額はどちらも $20 ですが、構造が違います。Claude Code は定額で総額が読めます。Devin は Core $20 に加えて ACU(約 15 分=1 ACU、$2.0〜2.25/ACU)の従量課金が乗るため、タスク量が多いほど総額が増えます。アクティブ作業 1 時間あたり概ね $8〜9 という第三者整理もあります。月次の上限予算を決めて運用するのが安全で、最新は公式でご確認ください。

Q. 精度(SWE-bench)はどちらが上ですか?

公開ベンチでは Claude Code 系が優位の報告が多く、SWE-bench Verified で 80% 前後(リモート構成で 87% 台の報告も)とされます。Devin は 2024 年 3 月のローンチ時 13.86% を公表後、最新値を公式に再公表していません。ただし Devin 2.0 は 1 ACU あたりの完了タスクが旧版比 83% 増と報告され、ローンチ時の数値が現在の実力を表すわけではありません。ベンチは時点・名称で変わるため、最新・正確な値は各公式でご確認ください。

Q. Devin は本当に『寝ている間に』開発してくれますか?

Devin はクラウドのサンドボックス(シェル + エディタ + ブラウザ)で完全自律に動き、Slack の一言から GitHub への PR 作成、CI/CD 実行、デプロイ、検証まで非同期で進められます。複数を並列実行できるためバックログの一括消化に向きます。ただし得意なのはバグ修正・移行・ボイラープレートなど well-defined なタスクで、曖昧な要件や複雑な設計判断は人間のレビュー・介入が必要です。

Q. Cursor や GitHub Copilot とはどう違いますか?

Cursor や GitHub Copilot は IDE 内の補完・編集が中心、Claude Code はターミナルの協働型エージェント、Devin はクラウドの完全自律エンジニアという位置づけです。自律の度合いは Copilot/Cursor < Claude Code < Devin の順で強くなります。詳細は Cursor vs Claude CodeClaude Code vs GitHub Copilot をご覧ください。

13. まとめ — 次のステップ

両方とも無料枠があるため、まず触ってから判断するのが安全です。

  1. まず両方の無料枠で「監督しながら進める(Claude Code)」と「丸ごと任せる(Devin)」の違いを体感する
  2. Claude Code Pro $20 をインストールし、ターミナル + VS Code 拡張で 1 週間使う
  3. 定型バッチが多いなら Devin を委譲先として併用、品質と監督が要なら Claude Code を主軸に残す

無料ニュースレターでは、Claude Code と主要 AI コーディングツールの最新比較・実機検証を月 1 回お届けしています。

関連記事

参考: 当メディアの AI コーディング比較群と公式ガイドへのリンクです。

参考: 公式 pricing ページ・morphllm / paperclipped / weavai / costbench / lowcode / idlen / digitalapplied の比較・レビュー記事を一次/二次ソースとしてクロスチェックしました。ベンチマーク数値はモデル・計測時点で変動するため、最新は各公式でご確認ください。

この記事の著者

claude-code-media 編集部Claude Code 専門編集チーム

Claude Code の非エンジニア向け業務効率化メディア『claude-code-lab.jp』を運営。フリーランス・中小企業・個人開発者向けに、実装テンプレ・業務自動化テクニック・Vibe Coding 入門を配信。

Claude Code 完全ガイドVibe CodingAI 業務効率化非エンジニア向け AI 教育MCP(Model Context Protocol)
ByClaude Code Media 編集部

AI支援で執筆 — 本記事は Claude Code エージェントによる執筆支援を受け、編集部が事実確認・編集を行っています。 数値・引用元は記事更新日時点で確認済みですが、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

Related

続けて読む

すべての記事 →