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採用業務を Claude Code で自動化、求人票作成 1時間を5分に圧縮した事例

IT系求人プラットフォームの採用チームが、求人票作成に最大1時間かけていた業務をClaude Codeのカスタムスラッシュコマンド+Notion MCPで約5分に短縮。エンジニア以外のビジネスメンバーも利用できる実装手順を紹介。

By 編集部Reviewed by 編集部

TL;DR

  • IT系求人プラットフォームの採用チームが、求人票1件あたり最大1時間かかっていた作成業務を Claude Code で約5分に短縮(最大92%削減)
  • /create-job-posting カスタムスラッシュコマンドに企業名とURLを入力するだけで、Notion MCPが社内情報を自動取得しドラフトを生成
  • 「雰囲気で書かない」原則をプロンプトに組み込み、情報不足箇所は 【要確認】 として明示することで品質を均一化

Before:手作業のフロー

求人票1件の作成には、5つのステップを経る必要があった。熟練メンバーで20分、不慣れなメンバーでは1時間近くかかるケースも珍しくなかった。

① 情報収集(10〜20分)

求人票URLと詳細情報を取得した後、商談でのヒアリング内容・Notionの社内データベース・既存求人・企業のテックブログなど複数ソースを横断して情報を手動で収集する。

② ドラフト作成(5〜30分)

収集した情報をClaude(Web版)にコピーペーストしてドラフトを生成。このステップが最大のボトルネックで、情報の散在と担当者の習熟度によって品質・時間ともにばらつきが生じていた。

③ 推敲・確認(5〜10分)

Google Docに貼り付けて企業担当者と内容を確認・修正する。

④ マークダウン変換・入稿(2〜5分)

マークダウン形式に変換して管理画面に手動で入稿する。

合計 20〜60分。採用繁忙期に月100件の求人票作成が発生する組織では、この工数が慢性的なボトルネックになっていた。


After:Claude Code 導入後のフロー

カスタムスラッシュコマンド /create-job-posting を実行し、企業名とURLを入力するだけで求人票ドラフトが自動生成される。

① コマンド実行(30秒)

/create-job-posting

プロンプトに従い企業名と既存求人URLを入力する。

② Notion MCP による自動情報取得(1分)

Claude CodeがNotion MCPを通じて社内データベースから商談ヒアリング情報を自動検索。複数候補が存在する場合はユーザーに選択を促し、誤った企業情報の参照を防ぐ。

③ 既存求人からの情報コピー(自動)

APIで既存求人票から会社概要・技術スタック・福利厚生などの共通項目を正確にコピー。手作業コピペによるミスとダブルチェックが不要になる。

④ ドラフト自動生成(1〜2分)

情報を統合してマークダウン形式でドラフトを自動保存。未確認・推測が必要な項目は 【要確認: 項目名】 として明記され、担当者が確認すべき箇所を一目で識別できる。

⑤ 確認・入稿(1〜2分)

【要確認】箇所のみ確認して管理画面に入稿。合計所要時間は 約5分


実装ステップ(コピペで動く)

1. CLAUDE.md の準備

プロジェクトルートに CLAUDE.md を作成し、求人票作成の品質ルールを定義する。

# 求人票作成エージェント設定

## 役割
提供された情報をもとに求人票ドラフトを作成する。

## 絶対守るルール(雰囲気で書かない原則)
- ソースに記載がない情報は絶対に推測して埋めない
- 不明・未確認の項目は必ず【要確認: 項目名】と明記する
- 既存求人票からAPIで取得した情報は変更せずそのままコピーする
- 技術スタック・給与・福利厚生は公式情報のみ記載する
- 職種の表現やトーンはサンプル求人票のスタイルに揃える

## 出力フォーマット(マークダウン)
1. ポジション概要(3〜5行)
2. 業務内容(箇条書き5〜8項目)
3. 求めるスキル(必須・歓迎に分けて箇条書き)
4. 募集背景
5. 働く環境(技術スタック・チーム体制)
6. 【要確認】リスト(情報不足項目の一覧)

## 出力先
./output/jobs/<企業名スラッグ>-draft.md

2. Subagent の作成

.claude/agents/kyujin-writer.md にカスタムスラッシュコマンドを定義する。

---
name: kyujin-writer
model: claude-sonnet-4-5
description: 求人票を自動生成するエージェント。Notion MCPで社内情報を取得し、既存求人からAPIで共通情報をコピーしてドラフトを生成する。
---

## ミッション
企業名と既存求人URLを受け取り、Notion MCPと求人APIを活用して求人票ドラフトを自動生成する。

## 入力
- 企業名
- 既存求人URL(類似ポジションまたは同一企業)

## 処理フロー
1. Notion MCP で企業名を検索(カテゴリ・ページタイプで絞り込み)
2. 複数候補がある場合はユーザーに選択を求める
3. 求人APIで既存求人の共通項目(会社概要・技術スタック・福利厚生)を取得
4. 情報を統合してドラフト生成
5. 不明項目を【要確認: 項目名】として末尾にリスト表示

## 品質ルール
- 「雰囲気で書かない」: 不明項目は必ず【要確認】と明記
- ドラフトはマークダウン形式で ./output/jobs/ に自動保存
- 推測・補完は一切禁止

3. Hook の組み込み

PostToolUse フックで生成ドラフトの品質チェックを自動実行する。

.claude/hooks/kyujin-quality-check.sh:

#!/usr/bin/env bash
# 求人票ドラフトの必須チェック
DRAFT_FILE="$1"
[ -f "$DRAFT_FILE" ] || exit 0

# 必須セクションの存在確認
for section in "ポジション概要" "業務内容" "求めるスキル"; do
  if ! grep -q "$section" "$DRAFT_FILE"; then
    echo "[WARN] 必須セクション「$section」が見つかりません: $DRAFT_FILE"
  fi
done

# 要確認項目数を集計
UNCHECKED=$(grep -c "【要確認" "$DRAFT_FILE" 2>/dev/null || echo 0)
echo "[INFO] 要確認項目: ${UNCHECKED} 件 — $DRAFT_FILE"

4. 動作検証

# スラッシュコマンドを実行
/create-job-posting

# プロンプトに応答
企業名: Example株式会社
既存求人URL: https://example.com/jobs/engineer-01

# 出力確認
cat ./output/jobs/example-draft.md

生成ドラフトに【要確認】が適切に明記され、既存求人からの情報が正しくコピーされていることを確認する。問題がなければ管理画面に入稿する。


KPI 変化

指標BeforeAfter削減
求人票作成(1件)60 分5 分92%
月間工数(100件仮定)6,000 分500 分92%
品質ばらつき担当者依存均一化
未確認情報の混入頻発ほぼ 0 件

横展開:採用以外の業務への応用

「雰囲気で書かない」原則と Notion MCP 連携の組み合わせは、求人票以外の文書作成にも応用できる。提案書・仕様書・ナレッジベース記事の自動下書き生成でも同様のアプローチが有効だ。

エンジニアでないビジネスメンバーが「仕組みを理解して自ら新機能を追加する」まで浸透した事例として、Claude Code の非エンジニア展開のモデルケースにもなっている。


引用元

この記事の著者

claude-code-media 編集部Claude Code 専門編集チーム

Claude Code の非エンジニア向け業務効率化メディア『claude-code-lab.jp』を運営。フリーランス・中小企業・個人開発者向けに、実装テンプレ・業務自動化テクニック・Vibe Coding 入門を配信。

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By編集部

AI支援で執筆 — 本記事は Claude Code エージェントによる執筆支援を受け、編集部が事実確認・編集を行っています。 数値・引用元は記事更新日時点で確認済みですが、最新情報は各公式サイトでご確認ください。

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